としき歯科一橋学園院長の矢野です。先日唾液があるときでなくなると感じることがあると患者さんに相談されました。唾液が突然出にくくなる主な原因は、自律神経、特に交感神経の働きにあります。副交感神経が優位になると唾液量は増え、逆に交感神経が優位になると唾液が減り、粘度も高くなります。精神的ストレスや疲労、睡眠不足、軽い脱水、薬の副作用などが誘因となることが多いです。喫煙も交感神経を刺激し、唾液の分泌量を減らし、粘り気を強くしますが、この影響は喫煙直後から約30分間続きます。また、喫煙を続けることで、唾液腺の機能低下や口腔内の炎症が起こりやすくなります。ホルモンバランスの異常よりも、自律神経や喫煙による急激な変化の方が典型的な原因とされています。もし急に唾液が減っていると感じた場合は、生活習慣を見直してみることが大切です。


